徹底解説!函館「六花亭」カフェ限定メニューをグルメライターが実食♪おすすめ、注意点、店舗情報など
北海道の飲食店を4500店以上食べ歩いた 道産子グルメライター 高井なお です
“六花亭” は 1952年に、北海道・帯広市で創業した老舗のお菓子屋さん。
道民にもあまり知られていませんが…… 函館の「千秋庵総本家」と 深~い関係があるって知ってましたか?
- 1933年に「帯広千秋庵」として開店、のちの 1977年に社名を「六花亭」に改名
- 名品「マルセイバターサンド」は、六花亭に社名変更した際に発売された記念菓子
- 1968年 日本で初めてホワイトチョコレートを製造、販売
今となっては全国的に認知されるほど有名で、北海道を代表とするお菓子屋さんと言っても過言ではない!
帯広千秋庵時代を入れると 90年以上にわたって地元民に愛され続けています。
▼ 六花亭「おすすめお菓子」まとめ
北海道の豊かな自然や四季の風景をイメージしたパッケージも特徴的で、北海道を訪れる観光客のおみやげ菓子としても大人気♪
「マルセイバターサンド」や「チョコマロン」など、有名なお菓子ももちろんおいしいですが、北海道にしかない 併設カフェメニューも絶品!♡
「六花亭」を愛してやまない筆者が、函館にある六花亭の魅力を 徹底的に紹介していきます ^^
▼ 函館「千秋庵総本家」を徹底解説!
▼ その他 函館グルメ まとめ
函館 六花亭「カフェ限定おすすめメニュー」を実食レビュー♪
ここからは 函館にある「六花亭 漁火通(いさりびどおり)店」の喫茶室 “限定メニュー” を実食レビューでご紹介していきます ^^
“限定メニュー” は全部で3つ♪
どれもおいしかったので、函館に行かれる際は ぜひ食べに行ってみてください!!
限定メニュー①:帯広の森(スフレパンケーキ)
こちらは リコッタチーズを生地に混ぜこんだ、スフレタイプのパンケーキ。
ふわっと軽やかで エアリー感がものすごい♪
何もかけなくてもほんのり甘くておいしいですが、生クリームをたっぷりつけて食べると至福のおいしさ♡
限定メニュー②:極楽ロール(ロールケーキ)
実はこちら、ポイントでしか入店することができない「六花亭お得意様ラウンジ 極楽」の看板メニュー。
極楽に行かずとも、喫茶室で味わえるのはここ「漁火通店」だけなのです。
▼ 「極楽 札幌店」徹底レビュー!
絶妙な力加減で巻き込んだ、たっぷりの生クリームとふわふわスポンジが珠玉のハーモニー♡
ふわっと軽やかなロールケーキは、しあわせな気持ちになるエアリー感。
スフレパンケーキ同様、後味キレっキレの上品な生クリームが もうたまらない!♪
限定メニュー③:ポロシリカレー
ここ「六花亭 漁火通店」がオープンして少しの間はここでしか食べられない 限定メニューだった「ポロシリカレー」。
現在は 漁火通店をふくむ、計3店舗で食べられるようになりました ^^
- 六花亭 漁火通店
- 六花亭 苫小牧店
- レストランポロシリ(六花亭アートヴィレッジ 中札内美術村敷地内)
ルーは小麦粉多めで、函館の人気店「元祖 小いけ」のカレーを彷彿とさせる濃度。
ビーフのうま味が凝縮されたルーと、ほろほろとほどけていくお肉が贅沢♡
辛さ・油・塩味が しっかりとある大人向けのカレー。
バターライスの ほのかなバター風味が、牛肉の旨味をより一層引き立ててくれ、まろやかにもしてくれます◎
▼ より詳しいレビューはこちら!
函館 六花亭 行くなら「喫茶室(カフェ)」を併設するこの2店!
おすすめ店①:六花亭 漁火通店
函館の海沿いをとおる国道・漁火通(いさりびどおり)沿いに建つ「六花亭 漁火通店」。
天気のいい日は写真のように真っ青な海が 窓から望むことができ、港町・函館らしさあふれる爽快な景色を楽しむことができる 人気店舗です♪
2021年12月にオープンした 比較的新しい店舗のため、喫茶室は満席のこともしばしば。
絶景をのぞめる窓側カウンター席は特に人気で埋まっていることが多いですが、カウンター席を希望して待つこともできますよ ^^
▼ 詳細レビューはこちら
店舗情報 | |
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店名 | 六花亭 漁火通店 |
住所 | 北海道函館市金堀町9-18 |
電話番号 | 0138-84-6686 |
営業時間 | 10:00〜18:00 ※喫茶室は11:00~16:30 |
定休日 | 水曜 |
駐車場 | あり(26台) |
キャッシュレス決済 | 各種クレジットカード対応 |
公式HP / SNS | 公式HP / Instagram / twitter |
外部サイト | – |
地図を表示 | google map へ |
おすすめ店②:六花亭 五稜郭店
2004年4月、道南1号店としてオープンした「六花亭 五稜郭店」は、函館の一大観光名所・五稜郭公園に隣接する 観光客もアクセスしやすい一店。
漁火店のような限定メニューなどはありませんが、五稜郭公園の自然をつうじて 季節を感じられるため、函館に行ったら押さえておきたいお店のひとつです。
筆者が訪問した6月は新緑のグリーンでしたが、5月のゴールデンウィーク時期は 桜で一面ピンクの絶景が広がります。
毎年 桜の時期は人でごった返している五稜郭公園エリアですが……
わざわざ待ってでも訪れる価値がある!と筆者は思っています♪
喫茶室では クッペ(ポロシリ)、ホットケーキなどの軽食や、ケーキや季節のデザートなどをいただくことができます。
喫茶室とお菓子販売コーナーの間には、五稜郭タワーで使われている ぶ厚いガラスが展示されています。
景色に溶け込んでいて ほとんどの人が気づいていなかったので、、訪れる際はぜひ注目してみてくださいね ^^
▼ 詳細レビューはこちら
店舗情報 | |
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店名 | 六花亭 五稜郭店 |
住所 | 北海道函館市五稜郭町27-6 |
電話番号 | 0138-31-6666 |
営業時間 | 9:30~18:30 ※喫茶室は11:00~16:00 |
定休日 | なし |
駐車場 | なし(26台) |
キャッシュレス決済 | 各種クレジットカード |
公式HP / SNS | 公式HP / Instagram / twitter |
外部サイト | – |
地図を表示 | google map へ |
六花亭 の簡単な歴史、ルーツは函館から!? 看板銘菓など
1860年創業の「千秋庵総本家」。
秋田県出身の藩士 “佐々木吉兵衛” が 函館に渡り、菓子売りを行ったことから始まります。
大正時代の末、四代目 “松田咲太郎” の時に登場した “どら焼き” は、「千秋庵総本家」の名物で 現在でも大人気商品のひとつとなっています。(これが、六花亭のどら焼きに 負けず劣らず絶品!♡)
明治から昭和にかけて “函館 千秋庵総本家” から のれん分け をする形で、道内各地に千秋庵が誕生していったのです。
- 1860年 千秋庵創業(現在は ”千秋庵総本家” という店名)
- 1894年 函館千秋庵から独立し 小樽千秋庵 創業(1997年廃業)
- 1921年 小樽千秋庵から独立し 札幌千秋庵 創業
- 1933年 札幌千秋庵から独立し 帯広千秋庵 創業(現在の六花亭)
- 1934年 函館千秋庵から独立し 釧路千秋庵 創業(1990年 札幌千秋庵と合併)
このうち、全道へ営業を拡大しようとする「帯広千秋庵」が改名し、現在の「六花亭」となりました。
冒頭でもお伝えしましたが「六花亭」 は、なんと 日本ではじめて “ホワイトチョコレート” を製造・販売したお菓子屋さんでもあるのです……!
それを知ったうえで、フリーズドライいちごをホワイトチョコでコーティングしたあの人気商品「ストロベリーチョコ」を食べると、感慨深い気持ちになるはず☆
- 安心して食べられること。
食品添加物について考えるとともに、食品衛生の基本から安全を追求する。 - ごまかしのないこと。
偽和、不当表示にとどまらず、一切のごまかしを排する。 - 味の良いこと。
化学調味料や、表示上で「天然調味料」と呼ばれるものなどによる安易な味付けに依存せず、原材料と技術の調和による美味を生み出す。 - 品質に応じた妥当な価格。
どんなに良くても品質に比較して不当に高い価格は失格と考える。
お口にあわない、いつもとちょっと違う、どんな理由でも結構です。ご満足頂けなければ恐れ入りますが現品をお持ちください。
「満足保障制度」本文より引用
交換、返金、その場でご希望どおりに対応いたします。
あまり知られていませんが、六花亭の各直営店舗に掲示されている「満足保障制度」は、決して簡単には掲げることのできない 誠実さあふれる内容です。
何度拝見しても 心に刺さる素敵な内容♡
「満足保障制度」をはじめて知ったときは、ハートを射抜かれたような衝撃を受けました(笑)
北海道の厳選素材を ふんだんに使った六花亭のお菓子は、高品質でありながらも リアルに日常使いできる安さ◎
さらに!北海道にある直営店舗では どのお菓子も1個から購入できるんですよ。
道外から訪れる観光客のみなさんにも、ぜひこのお得感を味わってほしい! ^^
函館 六花亭 まとめ
北海道の数ある店舗の中で、1番のロケーションと言って間違いない、函館の「六花亭」!
- 1933年に「帯広千秋庵」として開店、のちの 1977年に社名を「六花亭」に改名
- 名品「マルセイバターサンド」は、六花亭に社名変更した際に発売された記念菓子
- 1968年 日本で初めてホワイトチョコレートを製造、販売
オンラインで取り寄せできる商品ももちろんありますが、実店舗でしか買えないお菓子も多数。
喫茶室でイートインを楽しんだあとは、販売コーナーでおみやげの購入も済ませてしまいましょう♪
北海道でしか味わえない「六花亭 喫茶室メニュー」は、道外の方 必食!
特に、オーシャンビューと函館山がダブルでのぞめる「漁火通店」は絶対1度は訪れてほしいスポットです♡
きっと素敵な旅の思い出に、さらなる彩りを添えてくれるはずですよ ^^