「駒ヶ岳神社」は大沼一のパワースポット!”受験突破”のご利益を得てみよう!
追記
2018.12.20 追記
2018年10月に落石が確認されたため、現在は安全のために大岩の周囲は立入禁止となっています。
道南の大都市、といえば ”函館市” ですが、今回ご紹介するのは、その隣町 ”七飯町” にあるパワースポット「駒ヶ岳神社」です!
”駒ヶ岳神社” があるのは、有名な観光地「大沼」エリア。
隣接する駒ヶ岳の噴火により形成された地形に水が溜まってできた ”大沼” は、ラムサール条約の登録湿地にもなっています。四季を通して見どころのあり、特に道内有数の紅葉スポットとして有名!木々が色づく秋には、たくさんの観光客が行き交う人気の観光地となっています。
そんな大沼湖畔にひっそりとたたずむ ”駒ヶ岳神社”。
”難関突破” のご利益を得ることができる ”大岩” がこの神社の人気の秘訣です。
さっそくご紹介します!
駒ヶ岳神社とは?
大沼の湖畔にひっそりとたたずむ「駒ヶ岳神社」。
何度も噴火を繰り返してきた駒ヶ岳の平穏無事、駒ヶ岳登山者の安全を祈念して建立された神社です。
この神社にある ”あるもの” に注目が集まっています。
それが ”境内にある大岩”。
大岩の割れ目を通り抜けると「困難を突破することができる」と言い伝えられ、”登山の安全、受験の難関突破、安産、家内安全など” がかなうと信じられいるパワースポットなのです!
まずは駒ヶ岳神社へのルートと場所を確認!
函館市 から 大沼 へ車で向かう場合は、車で約1時間ほどかかります。
国道5号線を北上し、そのまま ”高速道路” の無料区間を進みます。七飯町で高速道路が一旦切れるので、再び国道5号線を北上します。道の駅 ”なないろななえ” を過ぎ、大沼手前の ”大沼トンネル” を抜けて すぐの信号を右折。そのまま道道338号線を進むと、JR ”大沼公園駅” に到着します。そこから更に道道338号線を大沼湖畔沿いに進むと、左手に ”駒ヶ岳神社” が見えてきます。
駒ヶ岳神社の前には、誰が見てもわかる様な目立つ目印がありません。
目に入るのはたくさんの木々と、奥に広がる大沼だけ。代わりの目印として、駒ヶ岳神社の手前にある ”霊泉洞” や ”大沼園地” の看板を探してみて下さい。看板が見つかれば、駒ヶ岳神社まではあと少し。そこから少し進んだ先の左側に見えてきます。
駒ヶ岳神社の建立の歴史
駒ヶ岳神社は、度々起こる駒ヶ岳の噴火に対する鎮静祈願のため 1914年に建立されました。現在の場所には1973年に移されています。
境内にあるのは鳥居やお社の他、一際目立つ大岩。この大岩は1640年に駒ヶ岳が大噴火した際にできたものなのだそうで、溶岩の噴出により落下した石や火山灰が溶け合ってできた「溶結凝灰石」でできています。
見た目から一枚岩ではないことは想像はつきましたが、それよりもこんな大きな岩が飛んでくるなんて考えただけでも恐ろしい…。神社を建てたくなる気持ちも分かります。
こちらが駒ヶ岳神社のお社。
あまり大きくはありませんでしたが、神社には変わりありません。まずは神道の作法「2礼2拍手1礼」に則って参拝しましょう。
大岩の割れ目をくぐってみよう!
駒ヶ岳神社の一番の見どころであり、パワースポットと言われているのが、この大岩。
この大岩の真ん中に、人が通ることのできる割れ目があります。
この割れ目の通り抜けは「難関突破」の意味を持ち、通り抜けることでご利益を授かることができるのだそうです。
大岩の周囲は きちんと整備されていて、柵やロープが張られていました。
頭上には落石防止用と思われる金網も張られてましたが、万が一のことを考えるとちょっと頼りなさそうな金網です‥。
落石こそありませんでしたが、落葉の時期だったので 代わりに落ち葉がかなり積もっていました。
なお大岩入口の右側は、駒ケ岳登山道の内「銚子口登山道」の入り口となっていた様でしたが、現在は安全のために閉鎖されています。現地看板には「登山の方は赤井川登山道をご利用下さい」との記載がありました。
「1人づつ割れ目の中に入り、中で大きく深呼吸をしてから願い事を言う」と願いがかなうと言われているこの大岩。
「登山の安全」のほか、「安産」「家内安全」などがかなうと信じられているそうです。
受験を控えた学生が訪れることも多いのだそうですよ。
岩の割れ目といっても 人が1人通り抜けるのに十分な幅があり、落石防止用の金網も高さがあったので 通りにくいことは全くありません。
大岩の間を通り抜けてみるため割れ目の入り口に立つと、普段なかなか味わうことのできないシチュエーションに子どもごころや冒険心がくすぐられ、とてもワクワクした気持ちになりました!
十数mほどの短い距離でしたが、そんな気持ちを満たすのには十分。素直に楽しかったです!願いごとは特に思いつかなかったので、割れ目の中を通過しただけだったのですが、新しい仕事が軌道に乗り始めたのはそのころからだった様な気も…。これがご利益だったのかな?
入口から見るよりも、通り抜けてからみる大岩の方が全景が良くわかりました。
上まで完全に真っ二つとなっていた割れ目の間には、金網を設置するのも納得の大きな岩が挟まっていました。まあ、あれが落ちたら金網なんて気休めにしかならないのでしょうが‥。
大岩の裏側には駒ケ岳からの湧き水が流れています。
この湧水は「古来から長寿の霊水として珍重され、登山者の渇きを癒していた」そうです。
周りにはとてもきれいな苔が生えてましたので、きっと水もとてもきれいなのだと思います。
駒ヶ岳神社の後は、大沼名物「大沼だんご」はいかが?
せっかく大沼まで足を運んだのであれば、大沼名物の「大沼だんご」を食べてみるのはいかがでしょうか?
JR大沼公園駅前にあるお店「沼の家」で販売している「元祖大沼だんご」は、明治38年の創業以来変わらない味を作り続けています。
ひと口大のだんごは食べやすく、とても人気のある大沼名物。駒ヶ岳神社で参拝した後には、ぜひ沼の家さんへお立ち寄り下さい。
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